hasaqui連載 第三回 日本の黎明期コンピュータアートを再考する
hasaqui連載 第三回 日本の黎明期コンピュータアートを再考する
今回は、黎明期のコンピュータアートにおける芸術家とエンジニアとの関係をめぐる出来事や議論について確認することとしたい。今日において、メディアアートやデジタルアート、ジェネラティブアートは多様な背景を持つアーティストやクリエイター、エンジニアによって制作されている。しかし、それらの作品といわゆる西洋が主導する(伝統的な)アートワールドとの距離をどのように捉えるべきなのかは引き続く課題であると言えるだろう。そして、アートとテクノロジーの融合が進む中で、従来の美学・美術史的な枠組みでは評価しきれない作品が増えている現状において、人々がこれまでのアートワールドの慣習や作法を離れて制作したものを、新たな視座で評価するロジックなり態度(の拡張)が強く求められているのではないかと考える。
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